2023/06/13 21:29

今日は一番人気の鰯蓮華の特徴、使い方についてお伝えしようと思います。
そもそもの開発コンセプトなんですが、実はヒラスズキ用です。笑
と言ってもタイミング的に全然釣行に行けなかったため、オフショアでのシャローゲームに試してみたところこれが釣れる釣れる。しかも魚種問わずキビナゴ、ジャコ食いの時はかなり助かりました。というわけで発売が決定したものです。
ヒラで有名な某離島に半年ほど住む機会がありまして、毎日のようにヒラスズキを楽しんでおりました。大好きなミノーゲームを中心に組み、沈み瀬はバイブレーションで拾っていくという釣りをメインに、そしてヘビーシンペンでも届かないような沖のピンにはメタルジグ。
ヒラスズキでメタルジグってあまり聞かないと思うんですが、ジグの選択さえ間違わなければ高確率で釣ることができると思っています。誰も届かない低プレッシャーのポイントを自由に撃てれば最高じゃないですか。そこで使っていたのがジグです。
個人的にヒラスズキの食性はメバルにとてもよく似ていると思っています。大きいベイトを1匹食べてはい満腹!ではなく、キビナゴやイワシなどの小さいベイトが波に揉まれたりして流れてくる時についばんで捕食しているイメージ。ビッグベイトゲームをあまり聞かない理由もこれかと。
つまり基本がマイクロベイト。マイクロの定義は人それぞれですが、ここでは5cmほどとします。マッチザベイトで5cmのルアーを100m先のピンに投げるなんてTGに代わる超ウルトラミラクル高比重の素材でもないと到底無理。あったとしても沈む。
じゃあどうするのか。波動です。波動を合わせる。
よくマイクロベイトパターンで有効と言われているのがブレードベイト。ヒラスズキにも有効ですね。
フラッシング効果ももちろんですが、それと同じくらいブレードが回転することによる波動が効いてるんじゃないかと思います。
つまりブレードが回転=軸方向にずっと回っている=ある意味究極のローリングアクション
突き詰めていくとローリングアクションがマイクロベイトには有効だと思っています(ルアーサイズを合わせられない場合)。
前置きが長くなりましたが、ヒラスズキ用にローリング主体のジグを作ろうと思ったのが鰯蓮華の出発点です。笑

形状は青物のトローリングなどに使われる弓角の雰囲気を少しだけ入れています。背中を反らせることで左右への腰振りではなく、半円を描くようにゆらゆら揺れます。ウォブンロールというかゆらゆらロールって感じです。ジグと言うよりスプーンに近いかも。
基本はフロントバランスに設定し、重心を前に置くことで潮が早い時やある程度の高速巻きでもアクションが破綻せず泳いでくれます。

ショアでの使用も考え、巻き始め時の早い浮き上がりを実現させるためフロント底部には窪みを設けています。
使い方は至って簡単。投げて巻くだけ。速度に変化をつけるもよし、止めるも良し。
潮が緩い時に使うと高釣果になることが多いです。
逆付けにするとリア重心になるのでお尻をブリブリ振りながら強波動。ただし速い動きは苦手になります。
ブレードを付けるのもアリアリです。状況に応じて色々と試してみてください。
ただし、前述の通り背中が反っていてスプーンに近い形状のため、強いジャークだと回転してしまいます。
回転すること自体が悪とは思っていないのですが、こいつに関してはただ巻きの方が釣果が上がっています。このへんの話はまた後で
あともうひとつ。特徴的な形状もあり、バーチカルではほぼ動きません。必ずキャスト、もしくはドテラで払い出されながらの時、ラインにある程度の角度がついている状況でお使いください。
インスタの方では質問等受け付けていますので、何かあればそちらまでお願いいたします^^
もうそろそろ初回発送分が着く頃。本当に感謝です。皆様よろしくお願いいたします。
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