2023/06/13 10:22


初めまして、Dream Chaser です。
つらつらとこれから釣りに関するBlogを書いていこうと思っておりますので、究極に暇な時にでも見てみてください^^

さて早速タイトルですが、自分がハンドメイドメタルジグ を作り始め、なぜ塗装を施していないのか?
理由は大きく分けて3つあります。

1.そもそもカラーで釣果が変わると思っていない。
2.塗装がめんどくさい(自分勝手)。
3.無垢鉛という完全なる偽物で釣ってやった満足感。

それぞれ順を追って説明したいと思います。

1.そもそもカラーで釣果が変わると思っていない。※タイラバ やタチウオ等、一部の魚種は除く
ほぼ核心。これを書いてしまうとちゃんとしたルアーメーカーさん等に怒られるというか嫌われると思うんですけどw僕の中での「カラー」の信頼度は限りなく低いです。極端に言えば人を釣るための「釣れそうな色」です。もちろん僕もその一人。
自分のルアーのルーツはシーバスから始まったんですが、そのころはなぜかチャートカラーの色ばかり買っていて、気づけばタックルボックスが真っ黄色。濁ってるからチャートとか、夜だからレッドヘッドとか、マイクロベイトだからクリアとか。しかし数年釣り込んでいくうちにいつの間にかチャートや他のカラーがほぼ消えて、シルバー一色になっていました。
「は?ならシルバーが釣れるってことやろ、カラー関係あるやんボケ◯ス」とか言われちゃいそうなんですけど、そうじゃないんです。
釣り込んでいくうちにいつの間にかナチュラル(?)カラー志向になり、同時に釣れる要素を積み上げていったから結果が出るようになっただけ。釣れそうな「気がする」からそのカラーを選んでいっただけ。要は信頼して投げ続けられるかどうかって話。その日の釣行でシルバーのヒットルアーをロストし、同じ型のチャートを投げても遜色なく釣れる。ただしシルバー系の「他のルアー」を投げたら釣れない。そんな場面に何回も遭遇していることから「カラーって自分のやる気が出るかどうかの問題だな...」ってほぼ確信していました。
オカッパリシーバスのように「釣れない釣り」をする上でモチベーションというのは非常に重要で、アングラー側のモチベーションが下がる=集中力DOWNということに繋がるので、メンタル面でのカラーローテは非常に重要だと思ってます。

それから月日が経ち、遊漁船に乗るようになったとき。よく言われる朝マズメや濁ったら赤金とか、イワシパターンには緑系etc...
事前に情報を入手していることが多いため、前日のヒットカラーをセットしているのはよくあるし、船長もアナウンスで「昨日は◯◯で釣れてましたよ〜」と教えてくださる。ここまで聞いて半分くらいの方は最近のヒットカラーをセットしているような感覚です。
ここで底辺社会不適合捻くれ者の自分は考える。「もし10人乗って5人が統一カラーだったら、どう考えてもそのカラーにヒットする可能性高くなるよな???」
というわけであえてヒットカラー以外を揃えてルアーローテ。普通に釣れる。竿頭も取れる。あー、やっぱりね、多分単純に確率の問題だわ。そりゃそうです、5/10で同じカラー使ってたら数的圧倒優位なんですよ。必ずしもではないけど僕vs5人。
これが「カラーで釣果が変わる」と言われている理由だと思ってます。
ただし、最初にお伝えした通り、ヒットカラーを使うことでアングラーのモチベーションUPにつながるので、釣果に直結せずとも効果的だとは思っています。てか釣具屋で全部ジグが鉛色の殺風景な陳列なんて見たくないし。個人的に信頼度は低いものの「カラーなんて関係ねぇから信じるな!!」なんて言っているわけではございませんので誤解なきよう。
長くなっていますが、表現の自由を存分に行使させていただきたいのでもう少しお付き合いをw
そしてもう一つ、魚の色覚についてです。魚は色を認識しているとかしていないとか、いまだに研究が続けられておりますが、「眼球の性能」を調べると、基本的に沿岸部の魚においては色彩感覚が優れているんじゃないかと言われております。メバル、シーバスなどがそうみたい。これは比較的水深が浅い水域に生息しているのが関係しているようで、太陽光が届く範囲にいる魚は色覚が優れていることが多いようです。ただしこれは「眼球の性能」であって、それを「脳が認識」しているかどうかはまだわからないと。
ちなみにイカ類は地球上の動物の中で、体に対する眼球の大きさの比率がダントツで大きいらしい&人間の目よりもはるかに高性能なレンズを備えた眼球。が、その膨大な情報を処理する脳みそがない。映画館なみのバカでかいモニター作ったのに動画を再生する機械がないみたいな。ええ、違いますね。とにかくなんて愛くるしいんだお前。
話は逸れましたが結局魚が色を識別できるか答えはまだ見つかっていないんです。
ただ、逆説的に考えてもし魚が色を識別する能力があるとしたら「このカラーでしか釣れない」もしくはダントツで釣れる日があると思うんですよ。軽く200回は遊漁船に乗ってますが、今までそんな状況見たことない。
「このメタルジグじゃないと釣れない」or ダントツ釣果は何度も遭遇してますが。
以上のことからカラーってそんなに関係ないんじゃない?っていうのが個人的な答えです。
自分でもちょっと長すぎるんで水深/魚種によるカラーの認識、グローの有効性の有無に関してはまた別の機会で...

2.塗装がめんどくさい(自分勝手)。
これはもう説明不要。めんどい。
プレス機買って箔貼りなんかもしてましたが無理。
クリア塗ったら最低1週間は乾燥させないと硬度出ないし無理。
その分少し安い。塗りたい方はぜひ塗ってやってください。写真ください。笑

3.無垢鉛という完全なる偽物で釣ってやった満足感。
うん。これ。ニヤニヤしますね。
「それ、既製品なんすかァ?オレの、ハンドメイド無塗装なんすよォ」って心の中で思ってる。キモい。性格悪い。
本気の本気で自分が一番釣りたいからこそ、単なるハンドメイドではなく、それぞれしっかりしたコンセプトを持ってあらゆる状況にルアーローテで対応して、確実に釣果をあげるというのが僕の終わりなき目標です。

あれ??初っ端のブログとかって普通挨拶とかするはずなのに??こんなクソ長い自論駄文で申し訳ありません。
こんな暗号文みたいなのをどんどんアップしていく予定ですので、これからもよろしくお願いいたします...